精肉の仕事はきつい? 慣れれば簡単作業【経験談】
「精肉の仕事ってどんな仕事?」
「きつい?」
「今からでも正社員は狙える?」
今回は、僕自身が精肉店で10年間勤めた経験から伝えられる情報をご紹介したいと思います。
仕事内容・流れ
出勤時間は朝6時~9時が多いです。
出勤後はまず作業の準備です。
まな板やスライサー、自分が使う包丁にアルコール消毒をします。
お店の規模によりますが、大型店舗は各ポジションごとで1日作業し、
中型から小型店舗は1人で複数の作業をすることが多いです。
作業は牛肉、豚肉、鶏肉、挽肉と担当が分かれます。
牛肉は社員の方がする事が多いと思います。
肉を切りやすいように整形をしてから、スライサーを使用して肉をカットし、パックに
盛付です。
ステーキや焼肉などは包丁を使用して切ったり、店によっては工場からのアウトパックで来ることもあります。
豚肉、鶏肉、挽肉が主にパートやアルバイトさんの仕事になります。
豚肉は牛肉同様の作業です。
鶏肉は約2㎏くらいの真空パックで届くので、それを開けて、そのままパックへ盛付です。
基本は詰め作業です。
挽肉はチョッパーと呼ばれる機械で作業します。
牛ミンチ、合挽き、豚ミンチ、鶏ミンチと種類があり、最後にハンバーグを作ります。
その他、値付け作業があります。
朝の開店準備が終わったら店頭に出て、売れている商品の補充をします。
ボリュームが付いたら、昼休憩に入ります。
午後からも基本は同様の作業です。
最後は機械や床の清掃をして終了です。
メリット
・イメージほど力仕事はない
・作業の手順を覚えてしまえばかなり簡単
・臭いが付かない
・基本はゴム手袋での作業(手荒れ防止)
・接客業より時給が良いことが多い
・年中涼しい場所で作業できる
・肉の知識が増える
・仕事を覚えたら長年働ける
デメリット
・繁忙期に休みが取りづらい(中元・歳暮・年末年始など)
・店長次第で職場の雰囲気が変わる
こんな人におすすめ
・モクモク作業が好き(でもちょっと接客もしたい)
・未経験からでも正社員を目指したい(業界的に人手不足でなりやすい)
・朝早い仕事がしたい
・手に職を付けたい
・将来焼肉屋を開きたい(業者と繋がれます)
まとめ
精肉業界も含め、生鮮三品(肉・魚・野菜/果物)は人手不足の状態が続いており、求人も常に募集している会社が多いです。
イメージ的にきつい、汚い、などあると思いますが全くそんなことはありません。
むしろ今は、衛生面もかなり厳しくなっているし、一度作業を覚えてしまえば、どこに行っても仕事に困ることはないと思います。
いかがでしたか?
少しでも疑問に役立てて頂ければ嬉しいです。